Since 2006/10/08
「ほっかい新報」号外
伊藤りち子リーフ
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市議会へ送り出していただいて3年以上がたちました。最初は議会での「お役所言葉」に四苦八苦。「わかりづらい言葉で質問して市民に伝わるのだろうか―?」と疑問を持ち、私は誰もがわかるような言葉で議会質問を心がけてきました。市民の願い、現場の声を庶民の目線で届けることをモットーに努力しています。
昨年から、かつてない灯油価格の高騰で、一家族平均3〜4万円もの出費が増え、ボイラーの燃料代だけでも月に15万円もの負担増となるクリーニング業者の例を示し議会で追及、年末に向けて対策委員会の設置による機敏な対応を求めました。また、買い占めや便乗値上げなどの指導・勧告、石油元売り大手への値上げ抑制の要請をしました。
私は札幌市が保育所への補助金を削減しようとしていることをただし、その撤回を求めました。この質問に先立ち私は保育園を訪ね、園長や保育士と懇談を重ね、保育現場の大変さをリアルに聞きました。超過入所の児童がいるにもかかわらず保育士を配置できない現実があり、子どもの安全のためにも増員は必要という訴えを聞き、保育所への補助金を減らすなと強く迫りました。
遺伝子組み換え食品の安全性に対して、消費者から不安の声が大きくなっていることから、遺伝子組み換え食品分析器の導入について、「表示違反の食品があった場合はどうするか」など5点にわたって質問。市は「表示違反の食品が発見された場合は、食品衛生法に基づき、回収命令をおこなうなど厳正な措置とすみやかに公表する」と答弁しました。
火災や自然災害などの被害が全国的に問題となっています。基準に満たない救急車の配置と職員の増員を求め、救急車の出動状況を調べて4年で1万件以上増加していることを示し追及しました。今年度、白石区に増配備されることになりました。
平和大橋開設に伴い、交通量が増えた平和通り。近くに病院や公園、郵便局や町内会館などの施設も多く、「信号をつけてほしい」という住民の声に、私は地域の方と一緒に道へ要請、請願署名を集め道警と交渉するなど3年越しの運動を続け、ついに信号機が設置されました。
大きな病院や公的施設もある菊水では、「菊水駅にエレベーターを早期に実現する会」を住民らが結成し運動を続けていました。私は住民と一緒に市と何度も交渉を重ね、議会質問や請願の紹介議員になるなどし、06年3月、ついにエレベーターが設置されました。

市は家庭ごみの有料化を06年10月実施しようと計画していました。不法投棄の不安や環境問題など、市民の反対も強く、私は「有料化ではごみは減らない」と一貫して反対、環境副委員長として議会で発言してきました。その結果、06年度の実施は中止となりました。
敬老パス制度に利用上限と一部負担が導入され、老人クラブなどの行事に参加できない、ボランティアの回数を減らしたなど、高齢者の外出抑制につながりました。私は市民団体と連携し、改善を求めてきましたが、市は追加購入と未使用カードの払い戻しを約束しました。
安心して病院にかかりたい―。私自身も実感していた子どもを持つ親の願いを議会で取り上げ、陳情や請願の紹介議員となり尽力、就学前までの乳幼児医療費無料(所得制限あり)が実現しました。
「障害者自立支援法」が06年4月から施行され、障がいが重い方ほど負担が多くなる仕組みになりました。私は作業所などを訪問し、不安や切実な声を聞き調査。市内の作業所140カ所も利用料負担の対象でしたが、日本共産党市議団の質問で07年3月まで市の独自施策で無料が継続されることとなりました。引き続き無料継続に取り組み、国に対しても抜本的な改善策を求めます。
エレベーターが設置されている市営住宅は全体の23%(05年度)に過ぎません。入居者の高齢化がすすむなか、党市議団では既設市住のエレベーター設置、改善を求めてきましたが、市の事業にバリアフリー化が位置づけられ、まずはモデル事業に取り組むこととなりました。
日本共産党市議団は政務調査費について「全面公開するべき」と一貫して主張してきました。04年には費用弁償の減額と05年度から政務調査費が一部公開となりました。ひき続き、全面公開を求めていきます。
なによりも「人」が大切にされる社会にしたい―。その一途な思いをつらぬき、伊藤りち子市議は弱者である子どもや障がい者、お年寄りが大事にされる社会をめざしてがんばります。
社会保険料の3倍にもなる国民健康保険料の引き下げ、介護保険料・利用料の負担軽減をはかります。
議員の政務調査費は全面公開をすすめ、市民から批判が出ている議員個人の海外視察は廃止します。共産党議員団は14年前から議員個人の海外視察費をいっさい使っていません。
障がい者の施設利用料(一割負担)に対する札幌市独自の負担軽減策を創設させ、国に対して抜本的な改善を求めます。
住宅改修の助成で市民が喜び地元中小業者に仕事がまわって地域経済の活性化に役立つ「住宅リフォーム助成条例」の実現をめざします。
除雪業者への支援策の強化、ダンプの確保で生活道路、通学路の除排雪の徹底をはかり、安心・安全な交通網を確保します。
ゆきとどいた教育をすすめるために正規教員をふやし、小中全学年での30人学級実現をめざします。


エレベーター設置を求める10年余りの運動を経て、「実現する会」をつくり、勤医協友の会、町内会会長、老人クラブなどの皆さんのお力添えを得て、運動してきました。多くの署名を集め、議会に声を届けてくれる伊藤市議に期待します。
運動を始めたころは「予算が少なく、車や歩行者数から見て難しい」との道警の返答でしたが、あきらめずに毎年道警に交渉して3年以上の運動で要望が実りました。伊藤市議は住民の要求を粘り強く応援して実現するまで一緒に行動してくれる白石区に必要な人です。
子どもたちを取り巻く今の社会は母親として心配なことばかりです。地域で安心してすごせる環境をつくることが大切です。
子どもたちの幸せのために「子どもの権利条例」を、ぜひ実現してほしいと思います。子育て運動を一生懸命にとりくんできた伊藤さんに期待します。
収入の1割にもなる高い国民健康保険料に驚いています。夢を実現させるために一生懸命がんばっている若い人たちがもっと希望を持って働ける社会にしてほしいです。そのためにも伊藤さんにがんばってもらいたいと思います。