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2月26日の札幌市議会で、障がい者交通費助成制度が大幅に改悪されるということが発表されたのを受け、今月5日、「交通権を考える連絡協議会(交通権)」と、障がい者の生活と健康を守る道連絡協議会(障道協)」は、札幌市との意見交換会を開催しました。
これまで無制限だった福祉乗車証や定期券の廃止や、ウィズユーカードなどの利用上限額の引き下げなどを盛り込んだ「見直し案」。会場には続々と障がい者・家族のみなさんがつめかけました。用意していた席では間に合わず、会場からあふれ出だし、参加者は2百人にものぼりました。
札幌市からは、岡田寿障がい福祉担当部長ら4名が参加し、制度の改定案を説明しました。「障がいの程度ではなく公平に分かりやすいものに」、「財政難のなか、制度維持のために増えていく予算を制限せざるを得ない」という市の考えが述べられました。
市は昨年8月に、制度についてのアンケート調査を行っています。その結果は、制度の充実を求める回答が11・6%、現状維持を求める回答が64・8%だったにも関わらず、「改定案」は結果に逆行するものとなっています。
駆けつけた参加者からは、「今でさえ足りない助成をさらに削られたら、作業所に通えない」、「自立支援法で負担が増えているのに、交通費が削られたら、障がい者は外出せずに家にこもっていろということか」など、次々と切実な怒りや声が出されました。
懸命に生きる障がい者の方々にとってこの「見直し案」は、生きる権利を奪ばわれてしまいかねないものです。「もっとも守られるべき弱者攻撃は許さない」―この声を高らかにあげていきましょう。
札幌市は「今回の案はあくまでたたき台、みなさんの声をきちんと聞いて検討したい」と述べています。ごいっしょに共同広げ、制度の見直しを許さない運動を広げましょう。
「白石区民報」08年04月13日付より