Since 2006/10/08

以前、憲法を守る運動で、白石区で講演をしていただいた東大教授の小森陽一さんの「理不尽社会に言葉の力を」という本をみなさんに紹介したいと思います。
この本は、職場の上司や先輩に言われた「きつい一言にやさしい正論」で返そうということをアドバイスしてくれる本です。
今は、社会人として東京で働き始めた息子が、学生の時に、「ためになる、面白い」とむさぼるようにこの本を読んでいました。自分が経験した事で、小森さんのアドバイスがぴたりと本人の心に届いたのだと思います。
私もこの本を読みましたが、何気ない職場での一言が、人を傷つけてしまう。「言葉」には矛盾があります。また、労働基準法で守られている権利を知っていれば、対等平等な人間関係を保てるということを教えてくれます。
職場の問題だけでなく、子育てやいろいろな場面での言葉のやり取りに対して、その社会的背景を深く分析してアドバイスしてくれる内容は、人間らしく生きていくうえでとても大切な事を教えてくれます。
ちょっとした言葉の行き違いなどで、自分の責任だと自分を追い込んでしまう、そんなつらい思いをした事がある方はたくさんいるのではないでしょうか。そんな悩みを抱えている方々の心をあたたかくほぐしてくれるおすすめの一冊です。
日本共産党札幌白石厚別地区委員会・南郷台書店(Tel:862-0764)でもこの書籍を扱っていますので、読んでみたい方はお問い合わせください。
「白石区民報」08年06月29日付より