Since 2006/10/08

障がいを持った夫と2人暮らしのAさん。Aさん自身も病気があります。「もう生きていけない」とAさんの手紙が届けられ、私は、お宅へ伺いました。
その日は、最高気温でも氷点下の寒い日でした。部屋の真ん中にこたつがあって、夫はこたつへ入っていました。ストーブはつけておらず、部屋の中は冷蔵庫の様に冷えきっています。灯油の高騰で高齢者や障がい者のみなさんの生活を圧迫して、朝少しだけストーブをつけたら消して節約している、外へ出かけてスーパーなどあたたかい所で時間をつぶすなどと聞いていましたが、出かけられない人は氷点下でもストーブをつけずに我慢しているのです。
札幌市では融資制度を緩和して保証人なしで5万円まで借りられるようにしました。この制度も喜ばれていますが、お金を返すことを考えると、借りることも躊躇している方もいる事を目の当たりにして、「もう生きていけない」と先の不安でいっぱいの方々に、福祉灯油で自治体が支援する事の果たす役割の重みを痛感しました。
札幌市議団と宮内聡衆議院予定候補、紙智子参議院議員と昨年末に政府交渉をして、自治体の福祉灯油制度の2分の1の助成をするという答弁を引き出しました。札幌市も他の自治体同様に実施すべきです。
市民が苦しんでいる時に、暖かい手をさしのべるのが自治体の役割です。先の厚生委員会では継続審議になってしまいましたが、あきらめずに、ねばり強くみなさんと運動を広げていきたいと思います。
「白石区民報」08年02月03日付より