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23日、小樽でおこなわれた第50回北海道母親大会には、全道各地から1300人の参加がありました(写真右下)。
全体会ではジャーナリストの堤未果さんが、「アメリカの格差社会にみる日本の近未来」と題して記念講演が行われました。
堤さんは、6年前のニューヨーク「9・11」同時多発テロの際、隣のビルにいました。
この直後から、テレビでは終始タワーの崩壊と大統領の演説が流れ、国民の不安をあおり、母親がスーパーマーケットで銃を買い求めるなど異様な状況がつくられていった様子が語られました。しかし、「武器を持つほどに人は不安を大きくする」と、きっぱり言いきります。
そして個人情報の一元化と格差の拡大で貧困層の子どもたちが、「派遣社員」としてイラクの戦場へ送られている実態も話されました。「徴兵制などなくても、経済的に追い詰められることで戦場へ送られているのです」と語る声に場内にはどよめきが起こりました。
堤さんは、格差を広げるキーワードは、「民営化」、「教育の管理」などにあると話しました。そして、そのアメリカの政策の後を追って、日本でも同じことがすすんでいることが具体的に話されました。
「いま9条をまもり、格差にブレーキをかけることが未来守ることにつながる―オセロゲームのコマを一つひとつひっくり返すように運動をすすめて行くことが大切」と話す堤さんに、大きな感動と連帯の拍手が沸き起こりました。
全道で繰り広げられている運動の様子も、各地の代表から語られ(写真上)、熱気と力あふれる大会となりました。
「白石区民報」07年09月30日付より