Since 2006/10/08

22日に総務委員会で、戦跡として保存を求める陳情が出されていた「北部軍司令部防空指揮所」が北海道財務局によって年内に取り壊されることが決まったことを受けて、保存を求めて新たに再陳情され、審議されました。
北部軍司令部防空指揮所は、東北以北、千島、サハリンまでを管轄する「北の大本営」と呼ばれた施設で、負の遺産として、とても貴重で重要な建物です。
年内に壊されてしまうと言う話を聞き、宮内聡党国会議員団北海道事務所長と、国会の紙智子参議院議員と連携し、文化庁、財務省とも話し合いをしてもらいました。
文化庁は「札幌市が調査するなら協力する」事、財務省は「札幌市が購入すると言うのなら反対するものではない」、購入する場合は「長期的に計画を立てて払ってもらうと言う事も可能」と配慮を示していました。
札幌市は、財政難だから保存を検討しないという姿勢ですが、これでは納得できません。まず、この戦跡の歴史的価値、文化的、教育的価値についてしっかり調査すべきではないでしょうか。私は、こうした立場で質問にたちました。
民主党・市民連合、自民党、公明党の反対で陳情は否決されてしまいましたが、やはり全国的にも貴重とされる戦跡を、十分な調査もしないで取り壊すべきではありません。
まず先に「財政難ありき」という姿勢をあらためさせ、どうすれば保存可能になるのかを、これからも追求していきたいと思います。
「白石区民報」07年10月28日付より
参考 MKNJさんの「要塞探訪」 > その他 > 北部軍司令部防空指揮所