Since 2006/10/08

6日、原爆を投下された広島から、おじの形見として持ち帰った火を守り続けてきた方のことが放送されていました。
その方は、家族には何も語らずに他界しました。息子さんが父の友人に原爆の火を守ってきた父の想いを聞きました。「おじを殺した原爆が憎い、悲しい。いつか仕返しをしてやる」という想いと、「二度と戦争を繰り返してはいけない」という想い。二つの気持ちを持ちながら時を重ねるうちに、平和を願う多くの人たちとの出会いから、報復では同じ悲しみを生み出すだけという答えを導き出し、子どもたちに平和の尊さを語ってきました。
肉親をなくし、辛く悲しい思いのなかから導き出した平和への願い、私もそのバトンをしっかりと受け止めたいと思いました。
多くの犠牲と悲しみをうむ戦争。同じ過ちを繰り返してはなりません。
今、憲法9条が改悪されようとしている危険なとき、この8月に思いをはせるだけではなく、もっと語っていかなければならない問題ではないでしょうか。
自民党・公明党の暴走政治に審判を下した国民が、平和への願いも託したのが今回の選挙結果だと思います。
平和の問題でも、くらしの問題でも、これからの政治をしっかりとチェックしていくことが私たち国民に求められている大切な役割です。62年前の戦争で、言葉では表せないほどの苦しい体験をした人たちから平和の願いをしっかりひき継ぐためにも。
「白石区民報」07年08月19日付より