Since 2006/10/08

以前、私が司書教諭の増員を求める質問をしたときに、司書教諭の方の毎日の記録を書いたブログ(インターネット上の公開日記)を読んで出会ったのが、児童文学作家のあさのあつこさんです。一人一人の登場人物を丁寧に描き出す表現力のある作品に引き込まれ、次々と読み、娘と2人、夢中になっています。
私の読書の時間は、ほとんどが議会へ行く途中のバスの中です。先日読んだのは、先週の民報に書いた「北部軍司令部防空指揮所」を戦跡として保存して、という質問の準備をしているときでした。
主人公が地元で起きた戦争について知りたいと、役場に調べに行ったけれど「大人と来なさい」と返されて悔しい思いをしたことが書かれていました。役場の対応の描写に考えさせられました。小説の話ではあるけれど、現実でも痛感させられることがあります。
今回の戦跡を保存する事を国に要望してほしいという陳情についても、平和事業を札幌市民に普及する仕事をしている部署だからこそ、「お金がないから要望できない」という前に、保存をするために何が出来るのか、調査するなどいろいろと努力するべきではないでしょうか。
主人公の住んでいる街でも平和教育がきちんと行われていたら子どもたちの歴史の事実を知りたいという気持ちを大切にできたのにと思いました。
「白石区民報」07年08月12日付より