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走れない戦車を抱え続ける一方で

最近、取り組んだ相談で、今の政治に大きな矛盾を感じたことがありました。

それは、Aさんという80歳代の女性が、家族のいない姉の世話をしていて受けた相談です。お姉さんは、施設に入っていましたが、具合が悪くなって病院へ入院すると、まだどうなるか見通しが立たないうちに、入居していた施設から「退去してほしい」といわれたそうです。不安な気持ちを持ちながら長年生活していた施設を退去しました。

その後、病状が回復し、退院の見通しが立ちました。本当なら元気になったことを喜ぶ場面ですが、お姉さんが入れる施設を探さなくてはならず、大変な思いをしています。

昨年12月末現在の特別養護老人ホームの待機者は、札幌市で4900人を超えています。介護保険料の負担が増えているのに必要なサービスが受けられず、80歳をすぎても施設に入れるかどうかと、毎日不安な思いをしているというのが実態です。

一方で、軍事費には、年間4兆8千億円から4兆9千億円もの予算をこの10年間続けています。対ソ戦用に大量配備した戦車は324両もあり、約3千億円も使っています。戦車1両の重さが50トンもあって日本の道路を壊してしまうので移動する事が出来ないそうです。

こんな無駄な軍事費を削ればくらしに予算を回せるのではないでしょうか。

「白石区民報」07年05月27日付より